■ うまい話
「この世にうまい話はない」、「うまい話には裏がある」。
浮ついた気持ちや態度を戒めて、しっかり地に足をつけた生き方を諭す言葉として、
目上の者から聞かされた覚えのある方は多いはずである。
しかし、情報販売ページには、その言葉を根底から覆す事が書かれている事がある。
全く興味を持たない人は、すぐにブラウザを閉じるか、別のページへジャンプする。
それに対し、たとえ疑心暗鬼で読み始めたとしても、読み始めた人はその時点で
情報販売者にとって「見込み客」である。
更にページの最後まで読ませてしまう強いセールスレターの場合、
それは的確に人間の潜在的欲求に働きかけるため、ページの最後まで読んだ人は、
販売されているその情報に大なり小なり、興味を持っている自分に気づくはずである。
「もし、ここに書かれている事が現実になったら、どれだけ素晴しいだろう」
情報販売者にとって、まだ購入していない段階でも、そこで皆「濃い見込み客」となる。
誤解のないように書いておくが、これらは悪質販売行為でもなんでもない。
むしろ、販売の必須テクニックである。
気をつけなければいけないのは、こういった販売テクニックの悪用である。
誰もが持っている潜在的欲求を的確に刺激するこのテクニックは、
悪質情報販売者にとっても、絶好の販売方法である事には変わりないからである。
「この世にうまい話はなく、うまい話には“必ず”裏がある」のである。